2015/10の知財ニュース

10月30日(金)

損害賠償額や権利の安定性、差止請求についてなど、知財訴訟制度の改革検討。とても注目しています。

10月29日(木)

訴えたら、実は無効でしたというのは、失くしていきたい。
出版差し止めを命じる仮処分決定。差止は残念ですが、出版できるようになったら101件目として、ぜひこの判例も掲載して欲しい。
一度編者を入れると、外すのはとても大変ということになりますね。予め契約でカバーが必要なのでしょうか。
UBICとTTDCでAI特許解析システムの開発。
今年の年初に開発を始めるというリリースがありましたが、完成したということでしょうか。
数年前は「テキストマイニング」が流行り言葉でしたが、今は「AI」がそれに替わりそう。

10月28日(水)

黒七味を商標だと思わず使ってしまうのは、ちょっと同情の余地もあるように思いますが、新商品・新メニューを出すときには商標調査は必須ですね。
これはひどい。

10月27日(火)

BitTorrentネットワーク上にある無数のコンテンツを人気順に並び替えて、ユーザーがアクセスしやすい環境を提供するものであって、違法コンテンツをサーバに蓄積しているわけではないようです。
リーチサイトのもう少し悪質寄り版ですが、どうなるでしょうか。直接的な著作権侵害ではないにしても、流石に厳しいかな。
知財ブラック都道府県、東京・大阪・愛知までは納得だけど、その次が茨城県なんですね、ちょっと意外。
新しいタイプの商標が登録になっているそうです。色のみの商標の登録件数が未だ0件なのは、一度拒絶理由通知をして使用状況などの説明を求めるからでしょうか。

10月26日(月)

川崎モデル、知財交流会は一度見てみたい。

10月23日(木)

インドですが、先願の地位を有する登録商標を有していても長年不使用の期間があった場合は、先使用に基づくコモンロー上の権利者に対して商標権を主張できないという注目すべき判決。
出願から登録まで9年もかかっているのだし、登録前に使用するのはリスクもあるので、ちょっと原告に可哀想な判決な印象です。

10月22日(水)

TPPは段々とその全容が明らかになってきましたね。

10月21日(火)

JAXAもぜひ同じことをやりましょう。

10月18日(土)

Google Booksがフェアユースに当たるという判決、ようやく出ました。
現在文化庁で議論されている権利制限規定の検討にも、好影響を与えそうかなと思います。

10月17日(金)

JRCとイーライセンスの統合から当然の流れですが、エイベックスがJASRACへの管理委託を解消。競争の激化がどのような方向に働いていくのか、見ものです。
強いコンテンツを持つ一部の権利者にとってはいいけど、利用する側にとっては不便なものになりそうな予感。

10月16日(木)

大学の特許もここまでプロアクティブに動くと凄いですね。
「&TOKYO」もパクりだなんて言われていて、そろそろ突っ込む気力も出ないですが、いい加減落ち着いてほしいですね。ただ、どうでもいいけど商標調査料はやっぱり高すぎるような気がします。どこに発注してどうお金が流れているのか気になります。

10月14日(火)

Wikileaksの文書(https://wikileaks.org/tpp-ip3/WikiLeaks-TPP-IP-Chapter/WikiLeaks-TPP-IP-Chapter-051015.pdf)は、ざっと見ておくのがよさそう。著作権では、非親告罪化が一番騒がれていますが、違法ダウンロードの著作物の種類の拡大が本当であれば、ユーザー視点からはこれが一番影響が大きそう。あとは法定損害賠償も、規定次第ではかなり大きな影響が出そうです。